こんにちは、みみです。前回のお話のように子どもとPythonを始めてみたので、その記録を書いていきたいと思います。
一回目は Progate を使ってやってみた Hello World じゃなかった、Hello Python です。
書き方などは Progate を使ったら丁寧に教えてくれるので、ココでは大人向けに子どもと一緒に Progate でやった内容を黒い画面で実際におさらいするところも書いて行こうと思います。
Hello Pythonの書き方
Python で Hello Python
と出力させるにはこう書きます。
print ('Hello Python')
簡単ですね。しかし。
七歳の壁 其の一:説明を読まない
新しいゲームを始めるかのように嬉しそうな息子くん、慣れた手付きでいきなり最初のイントロダクションをすっ飛ばして、実習へ。
え?理解したの?と思っていたら、案の定。Hello Pythonだけを書いて「あれー?動かないー?」と何度も画面をタップしています。
そりゃそうだろうよ。Nintendo Labo ほど優しくはないよ。
でも気持ちは分かります。説明文をすっ飛ばして取り敢えずやってみるタイプです、あなたのお母さんも。
でも、すぐに切り替えて説明文に戻るというような判断が出来ないのが7歳。たぶん放おっておいたら諦めていただろうと思います。
しょうがないので、説明に戻るように言って、声に出して読み上げさせました。
七歳の壁 其の二 : printが読めない
すると、「p、ぷろ・・・ぷ・・?なにこれ?」となったのは、「print」。
まだ習っていない英単語なので当然ですし、ママそういうの待ってたヨ。引っかかった漢字など、読み方を教えながら一緒に読んでいきます。
「文字列」は読めたけれど、「数値」が読めなかったりしていましたが、クォーテーションで囲むことなどはすんなり理解していました。
Progate iPhoneアプリ、良く出来てる!
たぶん、キーボードで一から打ち込んでいたらへこたれていたと思いますが、ProgateのiPhoneアプリだと、「Hello」も「Python」も一つのボタンで入力出来るようになっているので、デジタルネイティブ?に優しい世界。
Nintendo Laboほどの手取り足取りでは無いけれど(あれは異常(褒めてます))、凄く良く出来てるなあと思いました。中学生と言わず、高学年ぐらいなら楽勝ではないでしょうか。
本当はHello Pythonだけで、数値の扱いは翌日にしようと思っていたのですが、いつもはダラダラ食べて、残してしまうご飯を掻き込んでまで時間を作ってやりたがったので、初回で数値のところまで進みました。そのくらい分かりやすかったようです。
MacでHello Python
さて、私もMacでおさらいしてみようと思います(Windowsでのおさらい方法はすみません、対象外です)。
ターミナルを立ち上げる
Mac には Python がプリインストールされているはずです。Hello Python だけならそっちで十分なので、早速ターミナルを立ち上げてみましょう。
ターミナルは、アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル
にあります。
$ python --version
と入力すると、Pythonのバージョンが出てくると思います。(出てこない場合は Python がちゃんとインストールされてないと思われるので、インストールを行ってください。)
インタラクティブモードを使う
$ python
と入力すると、
Python 2.7.15 (default, May 1 2018, 16:44:37)
(中略)
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
とかいう文字列が出てきます。インタラクティブモードといいます。
>>>
に続けて、
print ('Hello Python')
と入力すると、Hello Python
と表示されます。やったね!
インタラクティブモードから抜けるには、
exit()
と入力するか、Ctrl + D
を押してください。
ファイルに書いて実行してみる
Atomなどのテキストエディタでtest.py
という名前のファイルを作成して
print ('Hello Python')
と入力して保存します。
例えば、Documents/Programing/python/
以下に保存したら、ターミナルで
$ cd Documents/Programing/python/
と入力して、ファイルがあるディレクトリまで移動します。
$ python test.py
と入力すると、Hello Python
と表示されます。やったね!
それで・・・?
と、本当に初めてプログラミングをやった人なら思うかもしれません。
プログラミングの基本としてその言語でどうやってHello Worldという文字を出力するか、というのを最初にやるのが慣例になっているので、そのPython版ですね。
これだけではまだまだ Python の威力を感じられませんが、いきなりゲームを作るわけにもいかないので、基礎からじっくり取り組んで行きましょう。次回は数値を扱ってみます。
参照ページ
- Pythonの開発環境を用意しよう!(Mac) | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
— Progateの中に開発環境を設定するチュートリアルもありました。 - Welcome to Python.org
— Python 公式ページ。英語です。