今年最後ってことに誰も気付いていなかった。
こんにちは、みみです。Gutenbergを読む会 Vol.3のレポートです。先にMeetupの記事を出したのでお蔵入りにしてしまいそうになりましたが、なんとか年内に出せた…!相変わらず、全容の1%の報告にもなっていませんが、お納めください。
目次(!)
Gutenberg 7.1 ハンズオン
Vol.2はWordCamp Osaka 2019の直前だったので、もくもく会状態となりまして、ダラダラとお喋りしつつ、このブログに入れていたGutenberg 7.0のハンズオンを軽くしたりしたのです。お喋りの内容は面白かったのですが内輪過ぎたので特にレポート化はせず仕舞いでした。
そして、Osakaを終えて、7.1も出ていたので新機能をちゃんと試したいと思って、Vol.3ではバニラ(何もカスタムしていない)環境でテストをしながらハンズオンをしてみました。
また色々アップデートしているのですが、注目はココ
Experiments
- Block Content Areas:
- Add a demo templates directory.
- Add the Template Part block.
- Add documentation for the current state of the experiment.
(未だblockquoteが入れ子にならないんだよねー)
そうです、Capital Pで立花さんが翻訳されていた 「Block-based Themes (Experimental)」の話です。超初期段階ですが、もう動くものが作られています、ということです。中身はTokyo WordPress Meetupで同じ話をしたので別途記事を参照ください。
Toruさんの拡張版スライド振り返り
続いて、この日のメインとして、WordCamp Osaka 2019で好評だったToruさんのスライドを、時間に収まりきれずに削った部分も入れた拡張版で振り返ってもらいました。
色んな話が出すぎて書ききれないのですが、其の中のひとつ、array()
を[]
で書く話について取り出してメモっておきます。
PHP5.4からarray()は[]で書けるようになりました。
WordPressのPHP コーディング規約では arrayはarray()で書きましょう、と書かれています。
公式テーマなどであれば、冗長性を取ってarray()
残しが妥当なのかも知れませんが某大人気テーマ作者さんは[]
をガシガシ使っている模様です。JavaScriptとお揃いで混乱しないし、短くなるし、終わりが分かりやすくて良いですものね。ええ、守られないことこそStandardの役目なのかも知れません(混乱)。
ちなみに大阪で話をしていた無名関数も使わないでねってコーディング規約には書かれています。ふふふ。
その他雑談
雑談というか、これもToruさんのスライドから、Gutenberg のコアスタイルを読み込むかどうかという話であーだこーだ愚痴を述べていたら、コアのスタイルが複数ある件について、キタジマさんが教えてくれたのでメモっておきます。
wp-block-library-theme
をwp_deregister_style
すればエディタ側のコアスタイルを読み込まなくなるのですが、全部切ると辛いのでベースのスタイルだけは読み込んでいるとのこと。
確かに、GutenbergのコアスタイルはバラけたCSSをこの辺りで読み込ませているので、必要そうなcssだけ引っ張ってくるのは出来るかも(自己責任)。
スタイル上書き問題が気になっているひとは`[Feature] Custom Editor Styles`てラベルの付いたIssueを追うと良いかも知れません。
あと、AMP対応についてはテーマ作者さんは軒並みフル無視です、とのことでした。まあそうですよね、CSS重すぎてしんどいよね、という話をしました。(私的にはAMP対応してみます!って先日の某イベントで中の人に言っちゃった手前、来年何か試してはみますきっと多分。)
次回について
さて、まったく読んでないという評判のGutenbergを読む会、
- 飽きたら辞めよう。また気が向いたら戻ってこよう。
- Gutenberg 完全に理解したら辞めよう。
- WordPress より大事なことは沢山あるよ!まずそっちを大切に。
をモットーに2020年もダラダラ続投予定であります。どうぞよしなに。
次回は冬休みの自由研究発表会となっています。
composerとかの話になるのかなー?お楽しみに!