Coder Dojo 吉祥寺に参加する長男に付いてった話


こんにちは、みみです。

先月はパパが付いて行ったCoder Dojo 吉祥寺に、今回は私がついて行ってみました。

子どもとPythonをやってみようシリーズ、レッスン3で止まっているのですが5,6回分ぐらいの進捗の頃に micro:bit に浮気したので一旦取りやめになっていて、それと同じぐらいにWhy!?プログラミング( Why!? Flash! )のファンになって Scratch 熱が再燃している長男くんに夫が Dojo 通いを勧めたのでした。

日本に生まれたからには、道と付くものに何か触れて欲しいなとは思っていましたが、まさか Coder 道が最初だとは。うちの子らしいっちゃらしいかな。(5歳ぐらいに友だちに誘われて空手の体験に行ってみたけれど道場の隅っこで震えていました。)

メインは子ども!普通の習い事ぽい!

私の Coder Dojo への勝手な先入観からのイメージとしては、メガネのナイスミドルが中高生ともくもくやっている絵なんですが、吉祥寺はエンジニアなご夫婦がご自身のお子さんと Scratch で遊ぶところから始まった集まりだそうで、参加者も小学生ばかりで、長男くんもすんなり馴染んでいました。メインは子ども!感が強くて、とても良い雰囲気です。

小学生なので付き添いの方も多く、ホーム感?(ママが多い)があって、普通の習い事のようでした(無料です!)。当然コードにはそんなに興味もない方もいらっしゃって、それでもCoder Dojoを見つけて連れてきてあげる親心を尊敬します。

私なんて、あわよくば後ろでもくもくしようと思っていたのですが、初っ端からまたも iPhone を無くすというポカをやらかしたのもあって(すったもんだの末に出てきました大騒ぎしてすみません)この記事を書く間も無く終わってしまいました。

みんなで成果を発表します

14時から2時間のセッションなのですが、1時間半ほど各自作業をしたら30分の発表タイムがあります。やりかけでもなんでもともかく全員が発表する、というチャンピオンの方針も素晴らしいと思いました。

最近は挨拶の声がとっても小さい長男くんですが、こういう時は凄いお喋りになるので面白いです。動画撮っとけば良かったなあ。

確かスプラトゥーンを作ると言ってうちの黒板にどでかい設計図らしきものを書き上げていたのですが、朝から何故かサイケデリックなアニメーションを作るのに嵌ってそれをいくつか発表していました。ゲームはどうした。

暫くすると新たな模様が現れるのが面白かった様子。
かなり激しいものも作っていて始終冷却装置が悲鳴を上げていました。

何か出来たら取り敢えず名前をつけて保存、は以前から教えていたのですが、何故に名前をつけるのかが分かっていなかったようで、適当な名前を付けてしまって発表時に困る、という事態に。タイピングが面倒くさいので適当な文字列を打ち込んで保存してしまっているのです。まあそういう失敗を繰り返して人はバージョン管理と命名規則の大切さに気づくのでしょう。

チャンピオンの方から、女の子はノートを取って計画的に作る子が多いけれど、男の子はまずやらない、というようなお話を聞いてとても腑に落ちました。なんで奴らはああも行き当たりばったりなのか

本人は作成したファイルが無くなった事など一ミリも気にして居ない様子で、ともかく始終たのしそうにオヤツもそっちのけで時間いっぱい遊んでいたので、連れてきて良かったなあと思いました。大変お世話になりました!

充実した資料

ほぼ手弁当でやってくださっている様なのに、Scratch関連の書籍が充実していて感動しました。毎回持ってくるだけで大変そうです。

その中で、今回サイケな映像に嵌っていた彼に良いなと思って見せたのは

Scratch だと凄く簡単にフラクタルが描けます。長男くん、書いてあるサンプルをコピーして直ぐに三角形のフラクタルを作成していました。

こういうのはScratch の真骨頂かも。今度 CSS でもやってみたいけど Scratch ほど簡単にはいかないかなあ。

Scratch のデバック方法

そういうわけで最近、Scratch で何某かのものを作り始めた長男くんにたまにヘルプを出されて、いつもデバック方法(というか彼の考えを聞き出すのに時間がかかるのですが)に悩むのでチャンピオンの方に軽く聞いてみたのですが、Scratchはこれといった確立したデバック方法が無い、というかデバッカーもフロムスクラッチなものであるという話でした。

多分、変数を使ったりもう少し高度なプログラムを組んでいるなら、それなりにデバックの仕方やコツがあると思う(() と言う (ブロック) – Japanese Scratch-Wiki など)のですが、自由過ぎる彼らのプログラムにはデバックも個性豊かにならざるを得ないのだと思います。


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