こんにちは、みみです。
受託案件、さくっと受けてさくっと作ってさくっと手離れしたいと切に願っていながら実現した試しがないWordPress開発者の皆様、おげんきですか。確定申告終わりましたか。私はまだです。
最近、Nuxt.jsに慣れちゃったんだけど久々にWordPress指定が来ちゃったよ、またオレオレライブラリ発動すっか、という主にフロントエンド側な開発者の皆さん(居るんでしょうか?)、ようこそ。
それもう、Snow Monkeyに任せちゃいましょうよ。
Snow Monkeyのテーマとしての素晴らしさは多数のユーザーさんのオススメブログを見たら分かると思うのですが、ここでは普段オレオレライブラリでスクラッチテーマしか作ってない私が何故Snow Monkeyを選んだか、そして導入テストの方法についてお伝えしたいと思います。
正直、オレオレライブラリの継ぎ足しに疲れました
もうさ、Vueでさ、Nuxtでさ、さくっとぴゃーっと作れるのを知ったらさ、愚鈍な自分のライブラリを見てるのが辛いんです。もちろん、これでものろのろとではありますが日々刷新しておりますけれど、あー私が作り込みたいのはココじゃない、と。あと、開発とテストの日数が限られる案件、ありますよね。ベース作り込んでる場合じゃないぞ、みたいな。ちょっとまってー、その要望だとカスタムブロック作成に結構持ってかれません?みたいな話が最近。
WordPress開発は簡単じゃないよ?
そして、クライアントもみんな、WordPressが簡単という刷り込みされ過ぎ問題。「WordPressが簡単」じゃないの、「WordPressをちゃんと使ってちゃんと作ったサイトの更新は簡単、ってだけ」なの!みんなしっかりして!とてもじゃないけどフロムスクラッチなんてやってられない期間とお値段ですそれは、という。
あと簡単じゃなさは、ブロックエディタが実装されて格段に跳ね上がりました。これまでの感覚で受託をこなしていたら、開発者もクライアントも双方が倒れてしまうでしょう。誤魔化して延命してもあと数年で破綻すると思います。
そして何より、手離れの良い開発というのは、ただの開発者のエゴではなくて、クライアント側の利益にもなります。CMSをちゃんとCMSとして運用しませう。
プラグインでカスタムできるの最強じゃね?
とはいえ、人様のソースを子テーマでどうこうするのは肌に合わないというか、子テーマはガチなカスタムに向いてないと思うので、踏み切れないなと思っていたのですが、Snow Monkeyってプラグインからカスタムができちゃうんですよ。
とはいえ、どうしてもテンプレートの上書きをしたい場合は普通のテーマだと子テーマをつくるしかないのですが、Snow Monkey はv5でテンプレート読み込み周りに全部フックを仕込んだので、v5 からはプラグイン領域から全てのカスタマイズが可能になりました。
https://snow-monkey.2inc.org/2019/02/04/my-snow-monkey-plugin/
え、最強じゃないこれ?
他にも素晴らしいテーマ沢山あるけど、コレです私がほしかったのは。
あと、最近、勉強会でご一緒させていただいているのですが、色々お話を聞いていて、あーこの人の書くソースなら安心だなーという強烈な信頼感があります。こだわりの方向性がちょっとだけズレてるのも好き。
ガチプロユースにもちゃんと導入テストできるよ!
まあでもさ、実際にプラグインとの相性とかテストしないとクライアントが納得しないしオレはお財布持ってないんだよね、というガチプロユース?な方に向けての導入テストの手順をお伝えしておこうと思います。
ていうか私が戸惑った部分なので、そのメモです。といっても、
1. お試し版がフル機能搭載
ていう太っ腹なので、何の問題もありません。ここからお試しを申し込んでソースをもらいましょう。何か困ったら、ほんとうに優しい人しかいないフォーラムで聞きましょう。開発者の善き人っぷりがそのまま形になったようなフォーラムです。
どんなに血迷っても、あこれをそのままベースにオレオレテーマ作ったら良いんじゃんとか思わないように。それは、また新しい泥沼の始まりですよ。
2. My Snow Monkeyのダウンロード
My Snow Monkeyのダウンロードは、Snow Monkeyコミュニティにアカウントを作成しただけでは出来ないのですが、これ普通の空のプラグインと変わらないので、開発者さんなら、作り方忘れてても公式のプラグインの作り方とか見て普通に作れば無問題。
3. そもそもそれって既存のSnow Monkeyのプラグインでできるのでは?
後、大体のブロックと編集機能追加はSnow Monkey BlocksとSnow Monkey Editorというこちらも神プラグインで賄えるので、最初に一緒に入れておきましょう。どっちも無料(!)。
以上をデモサーバーにあげて、ちょいちょいっとプラグインをイジって、クライアントに見てもらってOK貰ったら、晴れて購入へ!
いやあ、この神テーマに年間2万もかからないなんて世の中狂ってませんか。
サーバーもShifterに任せたら完全に手離れするよ
今回の案件は、日々の更新頻度がかなり激しいサイトなので無理なのですが、大抵のコーポレートサイトならばもうShifterにお任せできると思うので、Snow MonkeyとShifterの合せ技で目指せ完全手離れ案件!(その分、自作プラグインのお世話とドキュメントの作成とフォローはちゃんとしよう)
そして余った時間を楽しい開発に向けるのじゃよ!ゲームじゃなくてね!(自戒)