Shifterをサブドメインで利用する時の注意点 – Shifter オンラインミートアップ Shifter Headless と Algolia 活用術!に参加しました


こんにちは、みみです。

9/9は重陽の節句に開催された [9/9 Zoom開催] Shifter オンラインミートアップ “Shifter Headless と Algolia 活用術!”|EventRegist(イベントレジスト)に参加しました。

Shifter Meetup 何度目でしょうか。サービスも周辺情報もアップデートが凄くて何度参加しても驚かされます。オンラインでも毎回アツいMeetup、今回は 「Shifter Headless と Algolia 活用術!」 というお題。

「Shifter Headless とSaaSを組み合わせたサーバーレスECサイトの構築」についてサーバーレスと言えば堀家さんが話してくれるわ、触ったことがないけれど気になるアイツなAlgolia入門があるわということで、ちょっと仕事もバタついていたのですがどうしても気になって参加してみました。

そもそもサーバーレスってどういうことなの?

てなるじゃないですか。え?サーバーがレスってなに?ってなりません?

ぱっとググってもワザと回りくどい説明してるとしか思えないサイトが連なるじゃないですか。最後の砦、Wikipediaを見てみましょうってなるじゃないですか。

サーバーレス・コンピューティング(Serverless computing)とは、クラウド・プロバイダーがアプリケーションに必要なマシン・リソースの割り当てを動的に管理し、事前に購入されたことに基づく請求ではなく、各アプリケーション要求を満たすために使用される個々のリソース量に基づいた請求を行うようなクラウド・コンピューティングの実行モデルである。

wikipedia

…ほほうなるほどわからんそっとじ。

という感じで、知らないとハテナ?が浮かぶワード、サーバーレス。

ぶっちゃけ名付けが不味いんじゃと思ってたし、でもすっかり流行、浸透?して、もうココまできたら言い張るしかない様子だなと遠くから眺めていた感じだったのですが、サーバー関連は全てぶん投げしていた夫さんの盾を持ってしても、AWSの波からは逃れられない様子なのでちゃんと向き合ってみようかなあと思っていた今日このごろ。

而して堀家さん曰く、

サーバーレスとは

出来る限りSaasやクラウドのサービスを活用してプロダクトを開発すること
「サーバー」を出来る限り使わないという文脈からサーバーレスと呼ばれる

Shifter HeadlessとSaaSを組み合わせた サーバーレスECサイトの構築/shifter-serverless-ec – Speaker Deck

え、分かりやす。堀家さん、Wikipedia書き換えてくれんかな。

というわけで、回線落ちというトラブルに見舞われながらも明瞭な解説のお陰で、ちびっとサバーレスが分かった気になれました。あと、AppSyncやだめっちゃできる子じゃん、え、もう好きかも…ってなったよね。スライドだけでも十分分かるように書かれているので見てみると良いと思います。

「爆速」 Algolia 入門

Q: Algoliaとは?
A: Search and Discovery プラットフォーム です!

Algolia 2020 Autumn – Speaker Deck

というわけで、爆速なんだよー凄いんだよーとは何度も聞いていたAlgoliaについて、日本法人の方が解説してくれました。当然ながら詳しいし盛り沢山すぎて圧巻おなかいっぱい。いくつもゴイスーポイントがあったのですが、特に日本語の形態素解析は当然実装済みで且つ「なすって検索しても茄子・ナスのレシピを出す」ことが出来るようになるんだそうです。日本語のけいたいそかいせき(まだこの用語に慣れていません)についてちょうど気になっていたのでめっちゃためになりました。

あと、Algoliaはともかく「爆速」が売りなので、先の堀家さんの発表でAppSyncで複数のAPIを良きに計らっていい感じに整形(出来るのがまた凄いんだけど)してからAlgoliaに食べさせると遅くなるので、直接Algoliaに食べさせるほうがベターという指摘がプロぽくてグッときました(よく分かってない人の感想なのであしからず)。

当ブログにAlgolia導入してみました

というわけで、当然のように懇親会前にゴソゴソして早速我がブログに入れてみました。

WordPressをお使いの皆さんには、Algoliaのプラグインが当然のようにありますのでこちらを使うと、標準装備の検索フォームがAlgoliaで爆速検索に生まれ変わります。

WP Search with Algolia – WordPress plugin | WordPress.org
https://wordpress.org/plugins/wp-search-with-algolia/

Shifterに入れる場合はShifterの公式ブログの記事通りにやればOK!

How To: Integration into Algolia | Shifter
https://www.getshifter.io/blog/integration-into-algolia

Algoliaに新規アカウントを作成するところから始めても、設定時間およそ10分程度。
さくっとJSONが作られて、あっという間に検索窓が生まれ変わりました。凄いよ。早いよ。

生まれ変わった当ブログの検索ボックスのスクリーンショット画像
検索ボックスがさくっとAlgolia仕様に。全文検索バッチコイ。日本語検索もらくらく。

Shifterでサブドメインを使う時の注意点

でもあれ、なんか変…出力されるURLがネイキッドになっちゃう。と思ってつい、そこにいらっしゃるShifterのスタッフさんに報告してしまった処、ちゃんと調査してくださって判明しました原因は私のドメイン設定ミス!

…ほんとお騒がせしてすみませんでした!

お詫びにShifterでサブドメインを使う時の注意点をですね、書いておきますね。

まあこんなミスするの私ぐらいだと思うんですけどね。

Shifterはもちろん、サブドメインでも何ら問題なく運用可能です!
カスタムドメインの設定方法は以下の公式ドキュメントをご参照いただければOK!なのですが。

Custom Domains on Shifter | Shifter Documentation https://support.getshifter.io/en/articles/1201370-custom-domains-on-shifter

私、ちゃんと読んでないのバレバレですが、このドキュメントの3の部分

Shifterのドキュメントの一部のスクリーンショット画像

何も考えずにネイキッドドメインをそのまま入れてしまっておりました!(赤面)

Alternate Domain Nameってちゃんと書いてあるのに、そっちにサブドメイン入れてたんですね。で、Change Attached Domain でサブドメインを選択していたので、これまで別に問題が表面化されず運用できてたんですね…。

つまり、サブドメインでShifterを運用する場合、例えば blog.example.com をShifterで運用したいとしたら、このスクショにあるDomain example.com (Main Domain)が書かれているほうに、blog.example.com と書けばよいだけなのです。代替ドメインがないならAlternate Domain Nameはすっ飛ばしでOK、ということです。

Algoliaのプラグインでは、main domainに設定されたドメインを取りに行くので、生成されたURLが変になってしまったわけですね。

というわけで設定を修正して無事、爆速検索ボックスが稼働できるようになったので記念にぺたり。

このブログの検索ボックスなんて私しか使わないので、無料プラン(月10UNITまで)で十分なのです有り難い。

※トライアルが終わってたら検索出来ないので悪しからず

私がサブドメインの設定間違ってただけでめっちゃ気軽に試せるので、WordPressをお使いの皆さん、是非一度お試しあれ。


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