こんにちは、みみです。
先の拙筆のぬるい記事をちゃんとご覧くださった岡本せんぱい(@wokamotoさん)がそっと優しくHomebrewの本気の使い方を教えてくださったのでメモがてら共有します。
Homebrewでいろいろインストールしちゃおう
まずは↓こちらの記事にまとまっているので御覧ください。
Homebrew経由でM1に対応したVisual Studio Code Insider をインストールできる
Microsoft、Visual Studio CodeをM1 Macに最適化 – ITmedia NEWS
の記事にもあるように、VS CodeのM1 Mac 対応版があって、それがHomebrew経由でインストール出来るそうです。
そのためにまずHomebrew CaskというHomebrewの拡張版をインストールします。
Homebrew/homebrew-cask
https://github.com/Homebrew/homebrew-cask
ちなみに cask とは大樽のことです。どこまでも洒落てますね。
brew tap homebrew/cask-versions
brew install --cask visual-studio-code-insiders
とすると、普通のVS Codeとはちょっと色違いのVisual Studio Code Insiderがインストールされます。
iTerm2も同様に、
brew install --cask iterm2
でインストール出来ます。これは良いなー!
Brewfile で管理してみる
なにが良いかというと、Homebrewでアプリのインストール・アンイストールを一括管理できるのです。たぶんご存知の方にはHomebrew使っといて知らんかったんかい、という話なのだと思いますが、そういう使い方が出来るのかーと感動しました。
というわけで、私もまねっこして miminari Brewfile を書き出してみました。
brew bundle dump
とすると、実行した直下にBrewfileという名前でリストが保存されます。
まだちょっとしか入れてないのでこれだけのリストになりました。
tap "homebrew/bundle"
tap "homebrew/cask"
tap "homebrew/cask-versions"
tap "homebrew/core"
brew "composer"
brew "git"
brew "php"
cask "iterm2"
cask "visual-studio-code-insiders"
今後も絶対入れるはずのChormeとFirefoxとか足してみよう。
tap "homebrew/bundle"
tap "homebrew/cask"
tap "homebrew/cask-versions"
tap "homebrew/core"
brew "composer"
brew "git"
brew "php"
cask "iterm2"
cask "visual-studio-code-insiders"
cask "firefox"
cask "google-chrome"
cask "slack"
なにが入れられるのかは Homebrew Formulae のリストにあるみたいです。
これを
~/.Brewfile
として保存して
brew bundle --global
とするとリストのものがインストールされていきます。
今回だとすでにインストールされているものは、そのままになって、firefox以下の3つはすでに手動で入れいていたのでエラーが表示されました。
一旦3つをアンイストールして、もう一度、bundleを実行したらさくっとインストールされました。
今度から何かインストールする時はまず、brew / tap / cask できるかチェックですね。
App Store 経由のアプリも mas "Kindle", id: xxxxx
のような形式でいけるそうです。詳しくは mas-cli/mas: Mac App Store command line interface とか。
あと入れたつもりのないものとかごちゃごちゃしてきたら、
brew bundle cleanup --global
すると、リスト以外の不要なファイルが削除されます。便利!
これでMacの初期化も怖くないね!